膝末梢神経ラジオ波焼灼術(クーリーフ)とは?
東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)の膝の痛みで悩んでおられる方に
変形性膝関節症による慢性膝痛に対する新しい治療法です。2023年6月より日本で保険適用となりました。ヒアルロン酸注射や服薬などの「保存療法」と、「手術(人工関節置換術など)」の中間に位置づけられる低侵襲(身体への負担が少ない)な治療法です。
- 治療の仕組み: エコー(超音波)を用いて膝の痛みを伝える末梢神経を特定し、特殊な針から高周波(ラジオ波)の熱を流して神経を焼灼・ブロックします。
- 再生可能な焼灼: 神経を完全に破壊するのではなく、再生可能なレベルで神経を焼灼し痛みの伝達を抑える設計になっています。
主な特徴とメリット
- 外来で受けられる日帰り治療: メスを使用せず、局所麻酔下で約30〜60分程度で終了します。入院の必要はありません。
- 高い疼痛軽減効果: 海外の臨床試験において、治療開始6か月時点で痛みが50%以上軽減した患者の割合は74.1%に達しており、従来のステロイド注射等と比較しても高い効果が示されています。
- リハビリとの併用可能: 痛みを和らげた状態でリハビリを継続することで、膝機能の更なる回復を目指せます。
このような方におすすめです
- 注射や鎮痛剤、リハビリで膝の痛みがなかなか改善しない方
- ご高齢や持病のため、手術(全身麻酔や長期入院)を受けるのが困難な方
- 仕事や家庭の都合で入院期間が確保できない方
- 手術は避けたいが、なんとか痛みを和らげたい方
費用(保険適用)
片膝あたりの目安(窓口負担額):
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負担割合 |
費用の目安 |
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3割負担 |
約 50,000 円 |
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2割負担 |
約 32,000 円 |
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1割負担 |
約 16,000 円 |
治療の全体的な流れ
クーリーフは初診当日にすぐ実施することはできません。事前の検査とブロックテストが必要です。
- 事前準備・適応判断(別日)
- 診察・検査 : X線(レンゲトン)や超音波(エコー)検査を行います。
- テストブロック(適応判断): 治療予定部位に局所麻酔を注射します。注射前の痛みが半分以下に軽減した場合にクーリーフの適応となります(効果確認は数時間〜1日程度)。
- 説明・同意: 手順や注意事項の説明を受け、同意書を作成します。
- 本治療の予約
- 治療当日(所要時間:約1時間)
- 仰向けで処置部位(膝)を消毒・局所麻酔。
- エコーで確認しながら電極針を挿入。
- ラジオ波を約2分30秒間流し、神経を焼灼(片膝につき2〜3箇所繰り返し)。
- 施術終了後、院内で10分ほど経過観察を行い、問題がなければご帰宅となります。
治療後の注意事項と副作用・リスク
治療後の過ごし方
- 当日の帰宅時: 麻酔の影響によるふらつきや気分不良が生じる可能性があるため、家族の付添いが推奨されます。帰宅後は安静にしてください。
- 入浴: 膝のテープは24時間後に剥がし、その後入浴が可能となります。
- 経過: 治療後数日は、一時的に治療部位に強い痛みが残ることがあります。クーリーフ本来の効果が現れるまでには2日〜1週間程度かかります。
まずは受診してお気軽にご相談ください。